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サツマイモ基腐病の被害続く 収入保険のつなぎ融資で経費支払い(鹿児島県南九州市)(3面・収入保険)【2022年4月1週号】

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 「サツマイモ基腐病が2019年から発生し、1箱しか収穫できない圃場もあった。菌は見えないので、対策をしてもどこからか入ってしまう」と話すのは、鹿児島県南九州市頴娃(えい)町の今村健造さん(68)。サツマイモ基腐病は主に梅雨期以降に発症し、つるや芋が黒く腐ってしまう病害だ。鹿児島県などで4年前ほどから発生し、県内では21年、作付面積約1万ヘクタールのうち75%の圃場で確認されている。今村さんは昨年12月、収入保険のつなぎ融資を受けて営農を継続した。

(3面・収入保険)

〈写真:「基腐病さえなければ」と感染した種芋を取り除く今村健造さん〉