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省力・低コストで乗り切る 家族3人で水稲43ヘクタール ―― (株)たわら農芸(千葉県袖ケ浦市)(6面・営農技術・資材)【2022年4月1週号】

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 家族3人で水稲43ヘクタールなどを栽培する千葉県袖ケ浦市飯富の株式会社たわら農芸は、厚まきによる育苗箱数の削減や苗箱運搬の機械化など省力・低コスト化を進め、規模拡大に対応する。種もみ1箱200グラムで育苗し、移植面積当たりの箱数を3分の2に削減。作期が異なる主食用米5品種などを組み合わせ、移植を4月中旬~6月中旬、収穫は8月上旬~9月下旬に分散する。設備投資を抑え、野菜との多角化を図るなど、米価低迷の中で経営維持に工夫を凝らす。

(6面・営農技術・資材)

〈写真:作業の打ち合わせをする代表の多田善光(右)と父の精一さん〉