長崎市元船町に2月25日、JA長崎せいひ管内の農畜産物を扱うアンテナショップ「AGRI+ (アグリプラス)」がオープンした。RFID(非接触型ICタグ)を活用し、購入者自身が買い物かごからレジ袋に移すだけで商品の値段を自動で計算し、精算するセルフレジ方式が特徴だ。新型コロナウイルスの影響が長期化する中、店員と接触なく安心して購入できる店舗を低コストで運営。消費者へ商品情報や生産現場の情報を提供し、農畜産物の理解を深めてもらい、消費拡大につなげるのがねらいだ。
(7面・流通)
〈写真:商品を移すだけで値段を読み取る〉