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国産タマネギ 期待高まる東北地方の産地化 狙え端境期(3面・ビジネス)【2022年3月2週号】

 国産タマネギは、生産量の過半数を占める北海道をはじめ、兵庫県や佐賀県など産地が限定され、本州産から北海道に出荷産地が切り替わる前の7~8月に供給量が減少する。また、国内消費の約6割を占める加工・業務用向けでは、中国産など輸入品の使用が約30万トンで推移。端境期の解消や国産シェアの奪還に向け、東北地方での春まき型栽培が注目されている。農研機構東北農業研究センターがさきごろオンライン方式で開いた「東北地域タマネギ栽培セミナー」から、研究者や実需者から期待の声が上がった。

(3面・ビジネス)