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農水省 2021年産茶の摘採実面積 2万8800ヘクタール 5年で5千ヘクタール減 価格低迷が影響(2面・総合)【2022年3月1週号】

 農林水産省は2月18日、2021年産茶の摘採実面積(主産県)は20年産比900ヘクタール減の2万8800ヘクタールだったと発表した。直近5年(17年比)で5千ヘクタール減少しており、農家の高齢化や茶葉価格の低迷などにより面積縮小に歯止めがかからない状況が続いている。
 生葉収穫量は、20年産比3万4200トン(11%)増の33万2200トンとなった。主産地・静岡で二番茶以降、おおむね天候に恵まれたことやドリンク原料用の生産増加などから10アール当たり収量が増え、需要が低迷した20年産を上回った。ただ、直近10年では生葉収穫量、荒茶生産量(7万700トン)とも2番目に少ない。

(2面・総合)