米の1人当たり消費量が減り続ける中、手軽に食べられる包装米飯(パックご飯)の需要が堅調だ。農林水産省がこのほど公表した食品産業動態調査によると、2021年のパックご飯の生産量は、前年比4.3%増の23万4064トンと6年連続で伸びた。非常食として備蓄されるほか、近年では日常食としても浸透し始めている。
製造方法別では、炊飯までに圧力などで無菌化した「無菌包装米飯」は20万6179トン、包装後に加熱などで殺菌する「レトルト米飯」は2万7885トンだった。
(4面・流通)
米の1人当たり消費量が減り続ける中、手軽に食べられる包装米飯(パックご飯)の需要が堅調だ。農林水産省がこのほど公表した食品産業動態調査によると、2021年のパックご飯の生産量は、前年比4.3%増の23万4064トンと6年連続で伸びた。非常食として備蓄されるほか、近年では日常食としても浸透し始めている。
製造方法別では、炊飯までに圧力などで無菌化した「無菌包装米飯」は20万6179トン、包装後に加熱などで殺菌する「レトルト米飯」は2万7885トンだった。