政府は18日、「農林水産業・地域の活力創造本部」を開き、農林水産政策の主要課題と対応方向をまとめた。スマート農林水産業の社会実装や農林水産物・食品の輸出、農林水産業のグリーン化を推進し、成長産業化と持続可能な食料システムの構築を促していく。本部長の岸田文雄首相は「農業の成長産業化を進めるとともに、家族農業や中山間地域農業を含め、農林水産業の持つ多面的機能を維持し、多様で豊かな農林水産業を構築する」と表明。金子原二郎農相を中心に、次期通常国会に提出する法案や各分野の具体的方策を年内にも取りまとめるよう指示した。
(2面・総合)