主食用米の需要減退が続く中、包装米飯(パックご飯)は市場拡大を続けている。一斉休校や緊急事態宣言などに伴い需要が急増した前年に続き、2021年も、右肩上がりの傾向だ。利便性や食味の高さからリピーターが増え、防災用の備蓄だけでなく、少人数世帯を中心に普段使いにも浸透している。パック数が多く買い置きしやすい多食タイプや、高齢化や健康志向に対応した小容量など、各社は消費者の生活状況に即した付加価値向上を図っている。
(7面・流通)
〈写真:パックご飯〉
主食用米の需要減退が続く中、包装米飯(パックご飯)は市場拡大を続けている。一斉休校や緊急事態宣言などに伴い需要が急増した前年に続き、2021年も、右肩上がりの傾向だ。利便性や食味の高さからリピーターが増え、防災用の備蓄だけでなく、少人数世帯を中心に普段使いにも浸透している。パック数が多く買い置きしやすい多食タイプや、高齢化や健康志向に対応した小容量など、各社は消費者の生活状況に即した付加価値向上を図っている。