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パックご飯 日常にも浸透 在宅増加が追い風に(7面・流通)【2021年11月4週号】

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 主食用米の需要減退が続く中、包装米飯(パックご飯)は市場拡大を続けている。一斉休校や緊急事態宣言などに伴い需要が急増した前年に続き、2021年も、右肩上がりの傾向だ。利便性や食味の高さからリピーターが増え、防災用の備蓄だけでなく、少人数世帯を中心に普段使いにも浸透している。パック数が多く買い置きしやすい多食タイプや、高齢化や健康志向に対応した小容量など、各社は消費者の生活状況に即した付加価値向上を図っている。

(7面・流通)

〈写真:パックご飯〉