福岡県農林業総合試験場は、温州ミカン栽培で2本の主枝をV字型に配置する樹形「双幹形仕立て」を開発した。樹幅が小さく密植が可能なため、定植8年目までの累積収量は開心自然形の慣行栽培と比べ、15%多く、早期成園化が期待できる。摘果や剪定(せんてい)などの各作業も省力化できるとして、果樹農家による実証栽培が始まった。
(7面・営農技術・資材)
〈写真:定植2年目の苗木。主枝は畝と平行に誘引する〉
福岡県農林業総合試験場は、温州ミカン栽培で2本の主枝をV字型に配置する樹形「双幹形仕立て」を開発した。樹幅が小さく密植が可能なため、定植8年目までの累積収量は開心自然形の慣行栽培と比べ、15%多く、早期成園化が期待できる。摘果や剪定(せんてい)などの各作業も省力化できるとして、果樹農家による実証栽培が始まった。