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漏生イネの混入防げ 地域、経営に合わせて技術選択(7面・営農技術・資材)【2021年10月1週号】

 飼料用米や稲発酵粗飼料(WCS)用稲を作付けた翌年、多収品種から主食用品種に切り替える場合、漏生イネの発生に注意してほしい。前作品種に由来する玄米が主食用米に混入すると検査等級が低下するほか、生育期の競合で収量減少を招き、経営に大打撃を与える。漏生イネは、飼料用米などの栽培期間中と収穫後、主食用米の作付け時の適切な対応で防除できる。地域や圃場、経営条件に応じて、対策を組み合わせることが肝要だ。

(7面・営農技術・資材)