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農水省 2020年度食料自給率はカロリーベースで37% 過去最低 米の需要減など響く(2面・総合)【2021年9月1週号】

 農林水産省は8月25日、2020年度の食料自給率がカロリーベース(供給熱量)で前年度比1ポイント低い37%になったと発表した。米の需要減少に加え、小麦の10アール当たり収量の減少などが影響した。小数点以下では37.17%となり、過去最低を更新した。生産額ベースの自給率は、1ポイント高い67%となった。飼料自給率の影響を除いた畜産物生産状況を反映した食料国産率は、カロリーベースで1ポイント低い46%、生産額ベースは2%高い71%。飼料自給率は前年度と同じ25%だった。

(2面・総合)