新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、野菜の需給は不安定な状況が続く。家庭向けでは「巣ごもり需要」をきっかけに、カット野菜や宅配野菜などの販売が伸びている。外食向けの需要は、飲食店への営業自粛・時短営業の要請で落ち込む一方、1回目の緊急事態宣言時に比べ、2回目以降は影響が軽減されてきた。収束後も見据えた需要拡大では、調理の利便性や健康機能、レシピ考案など付加価値向上が重要とされる。
(4面・流通)
新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、野菜の需給は不安定な状況が続く。家庭向けでは「巣ごもり需要」をきっかけに、カット野菜や宅配野菜などの販売が伸びている。外食向けの需要は、飲食店への営業自粛・時短営業の要請で落ち込む一方、1回目の緊急事態宣言時に比べ、2回目以降は影響が軽減されてきた。収束後も見据えた需要拡大では、調理の利便性や健康機能、レシピ考案など付加価値向上が重要とされる。