国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」第1作業部会は9日、人間の影響が「大気や海洋、陸域を温暖化させてきたことには疑う余地がない」と初めて断言する報告書を発表した。2013年に発表した前回報告書の「可能性が高い」との記載よりさらに踏み込んだ。地球温暖化の進行に伴い、熱波や強い降雨、干ばつなどの極端現象が発生するリスクが高まると注意を促している。
(2面・総合)
国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」第1作業部会は9日、人間の影響が「大気や海洋、陸域を温暖化させてきたことには疑う余地がない」と初めて断言する報告書を発表した。2013年に発表した前回報告書の「可能性が高い」との記載よりさらに踏み込んだ。地球温暖化の進行に伴い、熱波や強い降雨、干ばつなどの極端現象が発生するリスクが高まると注意を促している。