農林水産省は先ごろ、オーガニック市場の現状と将来展望をテーマにした勉強会をオンラインで開催した。みどりの食料システム戦略では、2050年までに有機農業の取り組み面積を25%(100万ヘクタール)とする目標を掲げる。日本の有機食品の売り上げは、17年で1850億円と09年比で約4割拡大し、30年には3280億円に伸びる見通しだ。勉強会では、消費地や生産地にあるスーパーの事例などを紹介。市場拡大に向け、消費者に環境保全に寄与する有機農業の価値発信が重要との意見などが挙がった。
(7面・流通)
農林水産省は先ごろ、オーガニック市場の現状と将来展望をテーマにした勉強会をオンラインで開催した。みどりの食料システム戦略では、2050年までに有機農業の取り組み面積を25%(100万ヘクタール)とする目標を掲げる。日本の有機食品の売り上げは、17年で1850億円と09年比で約4割拡大し、30年には3280億円に伸びる見通しだ。勉強会では、消費地や生産地にあるスーパーの事例などを紹介。市場拡大に向け、消費者に環境保全に寄与する有機農業の価値発信が重要との意見などが挙がった。