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地域の農地・環境守る 経営安定へ保険加入を推進 ―― NOSAI京都のNOSAI部長(3面・NOSAI部長)【2021年6月4週号】

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 「高齢化が進む中、地域の農地を維持していくため、集落営農組織で機械を共有し、作業を協力して、個人の負担を減らしている」と話すのは、京都府京丹後市大宮町で共済部長(NOSAI部長)を務める江波博志さん(66)。代表を務める集落営農組織「五十河〈いかが〉小町ファーム」は、環境に配慮しながら、地域の水田約3ヘクタールの耕作を請け負い、農地を守る。京都府伊根町大原の共済部長の大谷功さん(57)も耕作を引き受けるほか、過去の被災経験から農業保険加入を促し、地域農業安定につなげている。

(3面・NOSAI部長)

〈写真上:獣害対策の柵の設置にも取り組む京丹後市大宮町の江波博志さん(右)〉
〈写真下:「収入保険は水稲育苗も補償されて安心」と伊根町大原の大谷功さん(右)〉