ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

ヤギが除草で活躍 せっけん作りに生乳活用【6月3週号 岩手県】

210616_4.jpg

 【岩手支局】一関市藤沢町の「ななちゃんの会(小野寺梅子会長=67歳、会員3人)」では、除草作業の労力軽減を目的にヤギを飼育し、ヤギの生乳を使用した「手づくりヤギミルク石けん」を製造・販売している。無添加で肌に優しい素材で作られているせっけんは、消費者から好評だ。せっけん作りはすべて手作業。ヤギの生乳をはじめパーム油やココナツ油などを使う。アルカリ性から弱酸性に変化させるため、3カ月間熟成させて完成する。「添加物を使用していないため肌に優しい。乾燥肌やかゆみが改善したというリピーターも多くいる」と小野寺会長。

〈写真:固まったせっけんを切断する会員〉