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Jミルクの見通し 生乳需給は緩和傾向 脱脂粉乳・バターは年度末在庫が高水準へ(2面・総合)【2021年6月2週号】

 Jミルクは5月28日、2021年度の生乳と牛乳乳製品の需給見通しを発表。生乳生産量は、北海道では前年度比102.1%の424万7千トン、都府県では同100.1%の327万7千トンと見通した。全国は同101.2%の752万4千トンで、3年連続の増産となる。
 生乳需給は緩和傾向で推移すると見込んだ。新型コロナウイルスの影響が継続し、家庭内需要も落ち着いているため。ただし、都府県では夏期にひっ迫傾向が強まる可能性があり、9月の飲用最需要期には、北海道から同100.8%の6万5千トンの移入が必要となる見込み。

(2面・総合)