ホウレンソウの夏作では、播種期から収穫前まで発生して枯死させる萎凋〈いちょう〉病対策が重要。農研機構・西日本農業研究センターは、7月中下旬播種、8月中下旬出荷となるホウレンソウで、事前に栽培したカラシナをすき込む生物的土壌燻蒸〈くんじょう〉と土壌還元消毒を組み合わせた土壌消毒技術を開発した。未実施の場合と比べ、発生を10分の1ほどに抑えられる。薬剤を用いないので、農薬の削減にもつながる。十分な水分量の確保と3~4週間のビニール被覆などがポイントだ。
(7面・営農技術・資材)
ホウレンソウの夏作では、播種期から収穫前まで発生して枯死させる萎凋〈いちょう〉病対策が重要。農研機構・西日本農業研究センターは、7月中下旬播種、8月中下旬出荷となるホウレンソウで、事前に栽培したカラシナをすき込む生物的土壌燻蒸〈くんじょう〉と土壌還元消毒を組み合わせた土壌消毒技術を開発した。未実施の場合と比べ、発生を10分の1ほどに抑えられる。薬剤を用いないので、農薬の削減にもつながる。十分な水分量の確保と3~4週間のビニール被覆などがポイントだ。