【高知支局】中土佐町久礼でシシトウのハウス栽培に精を出す政岡秀和さん(40)。2015年に実家のニラ栽培を手伝いながら、営農指導員の下でシシトウ栽培の勉強を始めた。その2年後にハウスを増棟したことをきっかけに独立し、現在は16.8アールのハウスで栽培する。「病気のまん延には特に気を付けたい」という思いから、収量はやや少ないが青枯病には強い台木「チャガマラン」を使って栽培。また、近年のコロナウイルス感染症拡大による需要の減少と単価の低下に備えるため、本年度から収入保険に加入して経営の安定を図っている。
〈写真:シシトウを手に将来について話す政岡さん〉