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経営継続をあきらめない 4月中旬の低温で果樹に凍霜害(1面)【2021年5月3週号】

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 「産地やブランドの弱体化に直結しかねない被害となり、本当に参ってしまった」と話すのは、モモ12品種(2.5ヘクタール)を中心に経営する福島県桑折町伊達崎(だんざき)の南友祐さん(75)だ。4月中旬の低温により、「川中島白桃」や福島県ブランド認証産品の「あかつき」など、栽培するモモ全体の8割ほどが凍霜害を受けた。農林水産省によると、4月中旬に発生した果樹の凍霜害は、福島県など7県で約2千ヘクタールに及ぶ。

(1面)

〈写真上:花芽が枯死したモモ「あかつき」を確認する福島県桑折町伊達崎の南友祐さん〉
〈写真下:壊滅的なナシ「新高」の状況を確認する福島市笹木野の阿部哲也さん〉