「天敵バンカー法は、害虫に対し先手を打つことができ、発生してもすぐに押さえ込める。有機栽培に欠かせない」と話すのは、茨城県小美玉市中延でミニトマトなどを周年で有機栽培する株式会社「ユニオンファーム」の杜建明総農場長(58)。害虫の発生前から継続的に天敵を維持するバンカー法を導入し、防虫ネットなど基本防除と組み合わせてアブラムシの被害を抑え、ミニトマトは10年で10アール当たり収穫量は4トンほど増加した。
(7面・営農技術・資材)
〈写真:天敵は代替餌に寄生する〉
「天敵バンカー法は、害虫に対し先手を打つことができ、発生してもすぐに押さえ込める。有機栽培に欠かせない」と話すのは、茨城県小美玉市中延でミニトマトなどを周年で有機栽培する株式会社「ユニオンファーム」の杜建明総農場長(58)。害虫の発生前から継続的に天敵を維持するバンカー法を導入し、防虫ネットなど基本防除と組み合わせてアブラムシの被害を抑え、ミニトマトは10年で10アール当たり収穫量は4トンほど増加した。