消費者の健康志向の高まりを受け、もち麦(もち性大麦)の需要が拡大している。生活習慣病の予防・改善効果が報告されている食物繊維「β-グルカン」を豊富に含み、もちもちとした食感も人気だ。多収で耐病性を持つ品種開発が進み、国内生産は急拡大しているものの、自給率は35%にとどまる。先ごろ開かれたもち麦サミットでは、実需者から大ロットでの品質の均一化や、機能性を一層高めた新品種の開発などを期待する声が上がった。
(4面・流通)
消費者の健康志向の高まりを受け、もち麦(もち性大麦)の需要が拡大している。生活習慣病の予防・改善効果が報告されている食物繊維「β-グルカン」を豊富に含み、もちもちとした食感も人気だ。多収で耐病性を持つ品種開発が進み、国内生産は急拡大しているものの、自給率は35%にとどまる。先ごろ開かれたもち麦サミットでは、実需者から大ロットでの品質の均一化や、機能性を一層高めた新品種の開発などを期待する声が上がった。