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中国野菜ユーマイサイを経営の柱に【4月3週号 広島県】

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 【広島支局】広島市安佐北区安佐町の陳玉柱さん(41歳、ハウス16棟=38.5アール、露地370アール)は、甘い香りが特長の中国野菜「ユーマイサイ(油麦菜)」などの葉物野菜やキュウリ、ナスなどを栽培する。「将来はユーマイサイを柱の一つにしたい」と話す。9月上旬に種をまくユーマイサイは、10月下旬から5月終わりまでが収穫期。1日10ケース(約60キロ)出荷し、中華料理店にも卸す。中国の農家出身の陳さんは2004年に来日。農業で生計を立てるため、市などの事業を活用し、研修や農地の支援を受けて16年に独立した。「事業で土地をあっせんしてもらい、ここで農業を始めることになった。その後も快く農地を貸してもらうなど、地域の方にサポートしてもらい感謝している」

〈写真:「子どもの農業体験やギョーザパーティーを企画し、地域の活力につなげたい」と陳さん〉