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ソーラーシェアリングでシイタケの新ブランド【4月3週号 鳥取県】

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 【鳥取支局】不動産管理のほか太陽光発電設備設置の業務支援などの事業を展開する株式会社エナテクスサービス(北栄町)では、農業と発電事業を同時に行うソーラーシェアリングに2016年から取り組んでいる。北栄高千穂太陽光発電所のソーラーパネルの下に、約4千本のシイタケの原木を設置。「サンシェードプリンス」と名付けた自社ブランドをインターネットで販売する。ソーラーパネルの下でシイタケ栽培を始めたきっかけは、パネルの設置に伴う周囲の維持管理にあった。夏場は雑草の成長が早く定期的な草刈りが必要だが、冬場は成長しなくなるのでパネル周りの作業がほとんど無くなる。そのため冬に収穫時期を迎えるシイタケ栽培に着目した。

〈写真:「プリンスを守るためにも寒い時期の袋掛けは欠かせません」と、しいたけプロジェクトマネジャーの有福さん〉