ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

地域おこし協力隊員数が過去最高 定住率向上が課題(2面・総合)【2021年4月1週号】

 総務省は3月23日、2020年度の地域おこし協力隊の隊員数は、前年度比115人増の5464人だったと発表した。農林水産省の交付金を活用した隊員数を含めた合計は5556人で、過去最高を更新した。任期終了後の動向調査では、約6割の隊員が活動地と同じ地域に定住していることが分かった。定住者には就農や農業法人で働く人も多く、地域農業の担い手としても期待されている。新型コロナの感染拡大を契機に地方回帰の流れが高まっている中で、所得確保手段の多角化などその地域での暮らしを継続できる環境を整備し、定住率のさらなる向上を図るべきだ。

(2面・総合)