【広島支局】有機JAS認証を受け、ハウス6棟と露地(計70アール)で年間20種類ほどの野菜を栽培する浜井陽一さん(50歳、三次市三良坂町)。スーパーやデパートへの出荷のほか、宅配で季節の野菜セットを消費者へ直接届ける。「安全な野菜を、安心してもぐもぐ食べてもらいたい」と話す浜井さんは、2009年にサラリーマンから転職した。当初から農薬を使わない栽培を実践し、太陽熱養生処理で雑草の種や病原菌を死滅させる。また、竹チップやキノコの菌床など植物由来のものを土に混ぜ、微生物の活性を促す。
〈写真:「自然災害も心配だし、今年から収入保険に加入した」と浜井さん〉