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西洋野菜など300種類 コロナ禍でも販路確保【4月1週号 石川県】

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 【石川支局】「県内でこれだけの規模のフレッシュハーブを栽培している人はいない。この強みを生かしていきたい」と話すのは、中能登町能登部下の「あんがとう農園」代表・明星孝昭さん(41)。年間約300種類の西洋野菜やハーブ、エディブルフラワー(食用花)などを、農薬を使わず3.6ヘクタール栽培する。コロナ禍の中で昨年3月にオンラインショップを開設。「産地直送の新鮮で珍しい野菜が食べられる」と好調だ。300種類に及ぶ栽培品目は、一般に普及しているものではなく、西洋野菜やマイクロ野菜など珍しいものを選定した。飲食店向けの需要に絞り差別化を図っている。

〈写真:「ハーブは未知の部分が多く、その奥深さが面白い」と明星さん〉