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農水省 新たな農村政策の在り方で論点整理 多様な人材の活躍へ集落営農の多角化を支援(2面・総合)【2021年3月4週号】

 農林水産省は18日、「新たな農村政策の在り方に関する検討会」の第9回会合を開き、論点を整理した。多様な人材の活躍を促し、農村の持つ価値や魅力を地域振興の活力としていくため、地域資源の発掘を通じた所得確保手段の多角化や集落機能の維持・強化、地域づくりの裾野を広げる人材育成の拡充などの支援策を提起した。特に中山間地では人口減少・高齢化に伴う集落機能の低下から、コミュニティー維持のサービス提供もできなくなる懸念があるとし、集落営農の事業多角化を含む地域運営組織(RMO)型事業体の形成・運営支援を位置付けた。同省は6月開催予定の次回会合で中間取りまとめ案を示す方針だ。

(2面・総合)