政府は18日、日米貿易協定に基づき、米国産牛肉(冷蔵および冷凍)の関税率を現行の25.8%から38.5%に引き上げる緊急輸入制限(セーフガード=SG)を発動した。3月10日までの2020年度の累計輸入量が発動基準数量である24万2千トンを上回ったため。発動期間は4月16日までの30日間。SG発動は17年8月の冷凍牛肉以来で、20年1月に発効した同協定では初めてとなる。
(2面・総合)
政府は18日、日米貿易協定に基づき、米国産牛肉(冷蔵および冷凍)の関税率を現行の25.8%から38.5%に引き上げる緊急輸入制限(セーフガード=SG)を発動した。3月10日までの2020年度の累計輸入量が発動基準数量である24万2千トンを上回ったため。発動期間は4月16日までの30日間。SG発動は17年8月の冷凍牛肉以来で、20年1月に発効した同協定では初めてとなる。