【岡山支局】「戦後の農地開拓に関するドラマを大学時代に見て、先人の苦労と農地の大切さを知り、農業を志しました」と話すのは、吉備中央町の重森はるかさん(32)。現在、全国的に広がっている「トマト独立ポット耕栽培」を2020年に導入し、連棟ハウス10.8アールを1人で作業する。この栽培方法は、独立したポットに1株ずつ植えるため、病原菌の侵入を抑えることができる。培地量が少なく低コストで、ベンチ栽培で立ったまま作業できるので姿勢の負担が少ないなど、栽培に関してのメリットは多い。
〈写真:来期に向けて作業する重森さん〉