農林水産省は2月26日、2021年産麦の需給見通しを発表した。国内産小麦の流通量は21年度内供給量28万トンに繰り越し在庫58万トンを足した86万トンとした。生産量は作付予定面積20万4千ヘクタールなどを踏まえて85万トンと見通す。ただ、生産者側の販売予定数量約86万4千トンに対し、需要者側の購入希望数量は約81万3千トンで5万トン以上の開きがある。2年連続の豊作傾向による余剰分解消に向けた需要拡大策が課題となっている。
(2面・総合)
農林水産省は2月26日、2021年産麦の需給見通しを発表した。国内産小麦の流通量は21年度内供給量28万トンに繰り越し在庫58万トンを足した86万トンとした。生産量は作付予定面積20万4千ヘクタールなどを踏まえて85万トンと見通す。ただ、生産者側の販売予定数量約86万4千トンに対し、需要者側の購入希望数量は約81万3千トンで5万トン以上の開きがある。2年連続の豊作傾向による余剰分解消に向けた需要拡大策が課題となっている。