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多品目を効率良く作業 法人化のメリット発揮【3月1週号 山口県】

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 【山口支局】「先祖から受け継いだ地域農業を持続させたい」と、2018年に農事組合法人清末東ファームを設立した下関市清末の新久保克己代表(68)。10アール(4連ハウス1棟)で県産ブランドのイチゴ「かおりの」のほか、「コシヒカリ」など水稲2品種(20ヘクタール)、ミニハクサイ「愛姫」など多品目の野菜を80アールで栽培する。法人化のメリットは、資金面だけではなく、組合員同士で意見を出し合い作業効率を上げられること。12月から5月のイチゴの収穫時期は家族総出で手伝う組合員がいるので、作業がスムーズに進むという。法人の資産を守るため、園芸施設共済と農機具共済に加入。あらゆる経営リスクをカバーするため、今年、収入保険にも加入した。

〈写真:朝7時からイチゴを収穫する新久保代表(右から2人目)と組合員〉