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米・野菜・牛繁殖複合経営 山間地のモデルに【2月1週号 高知県】

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 【高知支局】「若い人が農業で生活できれば人口流出を防げる。非農家出身でも、農業所得で子供を大学まで通わせるモデルケースをつくりたい」と話すのは、梼原町上本村で複合農業を営む玉川歳倍(たまがわ・とします)さん(69)。現在、親牛22頭を飼育するほか、水稲95アール、ハウス11アールで「土佐甘とう」、原木シイタケ1万2千本を栽培する。山間地の環境を逆手に取り、所得の安定を図るほか、研修生を受け入れて技術を伝えるなど若手の育成にも力を注ぐ。

〈写真:玉川さん(左)と、玉川さんの下で農業を学ぶ片木雄詞(かたぎ・ゆうじ)さん(40)〉