【宮城支局】「土壌の改善に加え、廃棄物の有効利用や軽くて簡単に散布できる点など利点がたくさんある」ともみ殻炭の有効性を話す山元町真庭の佐藤輝男さん(77歳、水稲7ヘクタール)。2020年3月にもみ殻炭の製造装置を導入し、水稲栽培のコスト削減と収量・品質の向上を目指す。製造装置の導入以前から、もみ殻の一部を炭にして畑に散布していて「土が軟らかくなり作物の根張りが良くなったため、水田にも効果的だと思った」という。
〈写真:もみ殻炭製造装置。ホッパー部に投入したもみ殻は、ベルトコンベヤーで奥の窯に流れる〉