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産学官が連携して健康飲料/特産「美軽茶」【長崎版・2021年1月1週号】

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 長崎県特産の茶葉とビワ葉を使用するワンダーリーフ「美軽茶(みがるちゃ)」。県をはじめ、県立大学、長崎大学、九州大学の共同研究プロジェクトにより開発され、茶葉とビワ葉を生葉の状態でもみ込んで発酵させる「混合発酵製法」は、世界初の製造法として特許を取得している。発売から11年となり、2020年1月には県ブランド農産加工品「長崎四季畑」の認証を受け、さらに注目を集める「美軽茶」の開発・生産・製造・販売の現場を取材した。
 「カテキン豊富な二番茶、三番茶の活用法としてワンダーリーフ美軽茶を生産していきたい」と話すのは、株式会社長崎ワンダーリーフ(東彼杵町)の代表取締役・大場和義さん。また、2014年3月から美軽茶の販売に携わる株式会社サンダイ(大村市)の営業部・吉野豊さんは「新たな県産品として『美軽茶』を広めていかなければならない」と話す。

〈写真:大場さん(右)と吉野さん〉