政府は12月21日、2021年度予算案を閣議決定した。一般会計総額106兆6097億円で、農林水産関係予算の総額は、20年度当初予算比59億円(0.3%)減の2兆3050億円。15日に閣議決定した20年度第3次補正予算案では、農林水産関係に1兆519億円を措置した。当初予算と補正予算を「15カ月予算」として一体的に編成し、3兆円を超える財源を確保した。コロナ禍でも揺るがない生産基盤の強化や主食用米の需給安定に向けた作付け転換支援、5兆円目標の実現を目指す輸出力強化などに重点を置いている。
(6面・総合)