ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

サル害対策、住民見守り・・・電気自動車が中山間の暮らし支える ―― ふるさと屋(三重県多気町)(1面)【2020年12月3週号】

201216_1.jpg

 超小型電気自動車(EV)が、中山間地域での新たな交通手段として注目されている。三重県多気町で地域づくり活動を行う一般社団法人ふるさと屋では、一人乗りの超小型EVをサル害対策や地域住民の見守り、用水管理などに活用する。車体が小さく、狭い農道なども移動しやすい。家庭用電源で充電でき、地域内の見回りなど近距離の移動に適する。地域内に太陽光発電装置などを設け、エネルギーの地産地消も図る。高橋幸照理事は「これからは最新技術を地域政策に取り入れる必要がある」と話す。

(1面)

〈写真:ワイヤメッシュ周辺を見回る高橋幸照理事〉