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安定多収の麦作経営 土壌改善に鶏ふんが奏功【12月2週号 山口県】

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 【山口支局】「試行錯誤を重ね、最善を尽くした結果です」と話す長門市の農事組合法人日置川原の代表理事・上手隆司さん(39)。同法人は「令和2年度全国麦作共励会都道府県審査集団ブロックの部」で優秀賞を受賞した。山陰地方での麦栽培は高品質・多収が難しいとされる中、父の進さん(69)と共に2014年に麦の作付けを開始。今回の受賞は、同市が麦の生産地であることを確立し、可能性を広げるきっかけとなった。

〈写真:表彰状を手に隆司さん(左)と進さん〉