ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

ヤーコン 甘味と広い用途が魅力【12月1週号 富山県】

201202_5.jpg

 【富山支局】小矢部市のヤーコン生産者や団体でつくる「いなばヤーコン倶楽部(くらぶ)」はヤーコンの特産化を目指し、会長の松井秀明(まつい・ひであき)さん(72)が経営する松井園芸を含め五つの団体で構成する。松井さんはヤーコンを約10アール栽培。収穫直後の糖度は10度から11度だが、2週間後には14度ほどになるという。いろいろな料理に合い、お薦めはゴボウの代わりにヤーコンを使ったきんぴら。糖度が高いため、砂糖を使わなくてもいいという。同倶楽部では、規格外品を活用し、タレやドレッシング、茶などの加工品作りにも力を入れている。

〈写真:「イベントへの参加や新聞などマスコミに取り上げてもらえるよう自分から呼び掛けをしている」と松井さん〉