大玉の黒大豆「丹波黒」生産者で構成する、兵庫県丹波篠山市のB・B LINK(ビー・ビー リンク)株式会社(7人、田渕真也代表=44歳)は、同市産丹波黒のエダマメを専門に集出荷する法人だ。今年7月に法人化したばかりだが、初年の取引量は有志団体だった昨年の2倍の約20トンを達成した。集出荷業務は10年の実績があり、市内の生産者10人以上から集荷している。「先輩農家が築いてきた丹波篠山ブランドを、より強固なものにしたい」と田渕代表は話す。
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〈写真上:役員は月に1度、定例会を開いている。生産者や資材メーカーを招いての実績報告会など、情報公開も積極的に行う〉
〈写真下:収穫を控えた丹波黒大豆を管理する田渕真也代表。「10~11月に出荷の丹波黒大豆のエダマメをメインに、将来的にはお米や夏のエダマメなど商材を増やすことも考えている」〉