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大震災後に増加 花木で遊休農地解消へ【11月3週号 福島県】

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 【福島支局】東日本大震災後に増加した遊休農地を解消しようと、楢葉町の有志が「上繁(かみしげ)花木栽培組合」を2018年に設立。現在は構成員7人でユーカリ129アール、サカキ35アールを栽培している。川嶋幹夫(かわしま・みきお)組合長(70)は「当初から土壌改良を意識し、肥料などを入れて、土作りに力を入れている」と話す。競りの状況や流通過程を視察するとともに、東京の卸売業者が開くフォーラムに参加したり、双葉農業普及所から指導を受けたりして、経営の安定化、技術習得に余念が無い。

〈写真:「クリスマスが近づき需要が増えるので、頑張りたい」と川嶋組合長〉