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ヤマブドウワイン増産 契約農家の栽培技術向上【11月3週号 岩手県】

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 【岩手支局】野田村の株式会社のだむら涼海(すずみ)の丘ワイナリー(坂下誠所長)では、契約農家が栽培したヤマブドウ100%のワイン「紫雫(しずく)」を製造・販売している。ヤマブドウの栽培技術が向上し、昨年は製造開始当初のおよそ1.5倍となる1万5千本のワインを製造した。今年は契約農家が8戸に減少したが、出荷量は40トンを見込んでいるという。ワインには、圃場で完熟させてから収穫した糖度18度以上のヤマブドウを使用する。坂下所長は「栽培技術の向上で、農家1戸当たりの生産量は増えている」と話す。

〈写真:契約農家が栽培したヤマブドウを使用したワイン〉