「収入保険のつなぎ融資を早くもらえて助かった。コロナの被害も自然災害も補償してもらえ、とてもありがたい」と話すのは、栃木県益子町東田井でイチゴの観光農園を営む荒川祐司さん(47)。新型コロナウイルスの影響で観光農園の売り上げが平年の3分の1ほどに減少したうえ、出荷用のイチゴも1月の局地的豪雨でハウス内部が冠水し、灰色かび病が発生した。イチゴの収入が平年の半分ほどになったが、8月につなぎ融資を受け取って、作付けなど営農を継続できた。
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〈写真:NOSAIとちぎ(栃木県農業共済組合)職員(右)と相談する荒川祐司さん〉