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次世代へ前進 ロボットトラクターを富山市で実演(1面)【2020年11月1週号】

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 無人のトラクターが農道を走り、圃場から圃場へ移動する。スマート農業として注目されるロボット農機の開発が、次の段階へ入った。農研機構などで構成する研究グループは10月22日、圃場間を自動走行する次世代ロボットトラクターを富山市の水田で実演した。事前にドローン(小型無人機)で測量したデータから経路を作成し、作動中は事務所内のパソコン画面で遠隔監視する。研究段階では、複数農機の同時作業も実現している。2021年度から2年間の現地実証を行い、実用化が可能な機体開発を目指す。

(1面)

〈写真:圃場間を無人で走行するトラクター〉