「地域の若手には園芸施設共済に必ず加入するよう伝えている。入っていれば安心して農業ができる」と話すのは、長崎県大村市沖田町で共済部長(NOSAI部長)を務める沖田盛葊さん(67)。新規就農者の研修やサポートを引き受け、農業保険加入の大切さなどを伝え、若手農家が安心して経営できるよう努めている。同県南島原市口之津町の共済部長、平光正さん(67)は、担当する組合員だけでなく、町内の認定農業者にも自然災害や農機具の事故の経験を伝えて推進。地域農業の安定に貢献する2人に話を聞いた。
(3面・NOSAI部長)
〈写真上:「これまでで最も実りの良いバナナの房」と沖田さん〉
〈写真下:芽キャベツの生育について話す平さん(右)〉