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2021年産米の適正生産量を例年より1カ月前倒しで提示(2面・総合)【2020年10月2週号】

 農林水産省は7日、2021年産主食用米の適正生産量を例年より1カ月ほど前倒しして10月中にも示す方針を明らかにした。平年作と見込まれる20年産主食用米の予想収穫量を基にした試算では、大幅な需給緩和が懸念される。産地に対して飼料用米など戦略作物への転換準備を早期に促すのが狙いだ。需給と価格の安定には、21年産の適正生産量を20年産に比べて大幅に削減する必要がある。停滞する飼料用米への転換を促すなど主食用米の過剰作付けを防ぐ対応が急務となる。

(2面・総合)