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若手農家がタッグ エダマメを作付け 経営一本化と法人化へ着々【10月1週号 山形県】

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 【山形支局】川西町高山の井上清人さん(36)は、同町小松の多田悠也さん(26)と共に2019年、自身が代表を務める「ベンチャーファームJigoboccha(ジゴボッチャ)」を立ち上げた。土地利用型農業を目指す集落営農組織として同ファームを立ち上げ、未経験だったエダマメ栽培を始めた。1年目は80アールで作付けをスタート。2年目の今年は開花時期に一部の圃場が豪雨災害に遭ったものの、150アールを作付けし、収穫量4トンを見込む。品種は「ゆかた娘」「雪音」「味ゆたか」。作業の集中を避けるため、品種を増やすことを検討中だ。来年、両家の経営を同ファームと一本化し、農業法人としてスタートするため、準備を進めている。

〈写真:Jigobocchaのメンバー。左から2人目が代表の井上さん、同3人目が多田さん〉