農林水産省は、今年から食料や農林水産物の持続的な生産・消費を促進する活動「あふの環〈わ〉2030プロジェクト」を展開する。17~27日には初の全国的な関連イベント「サステナウィーク」を実施。地球温暖化防止など環境に配慮した取り組みを参加企業・団体が発信するほか、共通ロゴマークを提示した商品販売などで持続可能な生産・消費をPRする。新型コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに国産農産物を積極的に選択し、国内農業を支える機運は高まっている。消費者や事業者の行動につなげ、農業・農村の振興に結び付けたい。
(2面・総合)