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花・若葉・種を加工 紅花茶で産地を元気に【9月4週号 山形県】

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 【山形支局】山形市高瀬地区で農業を営む鑓水豊さん(65)は、ベニバナ100%で作る「紅花茶」を、同地区で自家焙煎のコーヒー豆販売店を営む鑓水房男さん(69)と共に開発し、本格的に販売を始めた。材料には、農薬を必要最低限に抑えて育てたベニバナを使う。花と若葉を食品乾燥機で5時間から10時間かけて乾燥させ、深煎りと浅煎りで焙煎した2種類の種子とブレンドしてティーバッグに詰める。ティーバッグのほか、飲む直前に散らす乾燥ベニバナ「乱花」も魅力の一つだ。

〈写真:「紅花茶で高瀬地区を盛り上げたい」と話す豊さん(左)と房男さん〉