「同じ目標に向かって、一緒に進んでいけるのがうれしい」と話すのは、福岡県飯塚市の髙須賀正信さん(41)。農家グループ「百笑」のリーダーとして、尾下厚太さん(23)、岡田亮さん(34)とともに、ブロッコリー22ヘクタールを栽培する。「やるなら1番になりたい」と、3人が目指すのは九州一の規模だ。地域の農地を託され、面積を拡大。耕作放棄地など条件が不利な場所も積極的に受け入れ、丁寧な管理で周囲の信頼を集める。販路拡大にも力を注ぎながら、ブロッコリーで地域を盛り上げたいと張り切っている。
(1面)
〈写真:苗の生育を見る百笑のメンバー。左から髙須賀さん、尾下さん、岡田さん。「技術的には苗作りが一番重要」と髙須賀さん〉